初めての体外受精②~採卵の体験談と結果について~

妊活

こんにちは、第2子妊活中のアラフォー主婦ライターまいせです。

当ブログにお越しくださりありがとうございます。

2018年6月より妊活をスタート。

検査をするも異常はなく、排卵誘発剤を服用しながらタイミング法を1年以上続けてきました。

そして2019年9月、ついに体外受精にチャレンジを決意!

先日初めて「採卵」をしてきたので、その体験をブログに綴りたいと思います。

 

 

 

 

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採卵とは、成熟した卵子を採りだすこと

そもそも採卵ってなに??ってことでまずは説明から。

成熟した卵子を卵巣から取り出すことを「採卵」といいます。採卵針を腟から挿入し卵巣に刺し、卵巣の中のひとつひとつの卵胞に対し卵胞液ごと吸引していくことで、卵胞の中の卵子を取り出します。
採卵の前にくすりを投与し卵巣中の卵胞の発育を強く刺激(卵巣刺激といいます)することで卵胞を発育させやすくし、複数個の卵子を取れるようにしたり、今まで取れなかった卵子を取れるようにしたりすることがあります。卵巣刺激をした場合、平均採卵数は6-10個程度ですが、まったくとれない場合もあります。採卵数は6個以上とれると妊娠に至る確率が高くなります。

出典:不妊Collegeホームページ データに基づく不妊治療の基礎知識

通常、月経が終わると卵胞は徐々に大きく育っていき、やがて排卵日に排卵します。

体外受精の際には、卵胞が排卵寸前の状態になるのを待って、なかから卵子を採り出します。

まいせも、生理中にクリニックに行き、そこから排卵誘発剤を服用して卵胞の発育を促しました。

さらに採卵1日前には排卵してしまわないように、座薬で排卵を抑えたりして、採卵日に向けて調整を重ねましたよ。

採卵日当日

精子持参で病院へ向かう

朝の8時、病院の外来受付時間より早い、指定された時間に病院へ行きました。

ちなみにこのとき、旦那の精子も持参しました。精子採取の時間は朝の6時~7時の間と言われていたので、旦那には早起きして頑張ってもらいましたww

 

病院の受付で

まいせ
まいせ

あ、あのーこれ、精子なんですけど・・・

受付の女性:「はい、お預かりしますねー。今日は別のお部屋になりますのでご案内します。」

そして、いつもの診察室ではなく、別棟に案内されました。

どうやら採卵や移植を行う専用の処置室のようです。

さらにソファのある小さな個室に通され、下の洋服と下着をとってガウンを着るように促されました。

病院の検査の際に着るような綿のガウンを着用し、ドキドキしながらソファに座って待つこと数分。

ノック音とともに女性の培養士さんに呼ばれ、処置室へと向かいます。

ちなみに培養士とは、体外受精や顕微授精などの生殖補助医療を行うことを専門とする医療技術者です。
通常診察室にいる看護師さんとは別の専門的な職種になります。

 

いよいよ採卵!針で刺されるのが痛かった!

 

通された処置室には、産婦人科検診台(あのウィーンと持ち上がってパカっとお股があくイス)が置かれていました。

座った感じ、通常の診察のときのイスではなく、出産時に座ったイスの感覚に似ていると思いました。

より拘束感が強い感じと言いましょうか・・・

そして、このタイミングで先生が入室。

膣内の洗浄そして、注射針を刺して採卵です。

これがまぁ痛い痛い!!注射を膣内?子宮?に刺すわけですから~

チクッ、ズーン、ドーンみたいな痛み。

何か所かに刺され、涙がちょちょぎれそうでした。

私からはお股の方は見えませんので、どういう状況下はまったくわかりません。

ピーピーピーみたいな機械音と、培養士さんの「できてます・・・できてません・・・できてます・・・できてます・・・」そんな言葉が聞こえるだけです。

私はただただ天井を眺めてときが過ぎるのを待ちました。

恐らく採卵に要した時間は5分くらいだったように思います。

採卵によって膣内に傷がつくらしく、採卵後2~3日は出血がありました。
処方された抗菌剤を服用して感染症の予防をしました。

 

あとでわかりましたが、少なくとも私の前に一人、私のあとにもう一人採卵にきている方がいましたよ。

まいせ
まいせ

みんな、がんばってるんだなー。

採卵結果はすぐに分かる

その後、いつもの受付のある病棟に戻り、診察室に呼ばれます。

早速、採卵の結果を教えてもらえました!

8個採卵できました

まいせ
まいせ

・・・あ、そうなんですね

正直、「よかった~」なのか「がっかり・・・」なのかすらわからず、ものすごく無関心な返答をしてしまいました。

先生もクールな方なので、基本無表情だし。

ですが、あとあと調べると平均採卵数は6~10個みたいなので、まぁ平均ってことですね!

とりあえずよかったー。

採卵2日後には受精した数が分かる

採卵でとれた卵子は培養液を入れたシャーレの中で、精子と自然に受精させます。

そして、採卵から2日後には、卵子と精子を受精させてできた受精卵が何個できたか教えてもらえました。

まいせの場合は、

・採卵数8個
・受精数6個
・分割数6個

でした。これがいいのか悪いのかと言うと・・・

体外受精での受精率は70~80%です(すなわち、10個の卵子に体外受精を行ったら平均7~8個の卵子に受精が起こります)。出典後藤レディースクリニックHP

一般的には、精子に異常がない場合の受精する確率は70%程度、受精した卵から得られる正常な分割卵は60~80%です。出典:旭川医科大学病院 産婦人科講座HP

となっていたので、まいせはごく平均的な結果、分割卵の数はわりと良い方ということでしょう。

分割数(分割卵)とは?
受精卵というのは分割を繰り返すことで発育していくそう。この発育が順調に行われている卵を分割卵と呼ぶようです。
次は、採取した分割卵を凍結するという工程に進んでいきます。
これはまた別のブログ記事で書こうと思います。

まとめ

採卵自体はすぐに終わったのですが、局部麻酔が痛かったです。
そして、手術っぽい雰囲気の部屋で、ウィーンパカッのイスに座るのはやはり怖かったです・・・
結果についても、まいせの場合は初めてなので、喜びどころやがっかりしどころが全然わからなかったのが正直なところ。
次はできた分割卵を凍結させるのですが、これも凍結できるものとできないものがあるようですよ。
さて、どうなることやら。

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