こんにちは、まいせです。
1回目の体外受精で妊娠。2020年6月に無事誕生した次男。37週1日、正産期に入ってすぐの出産でした。お産そのものはスムーズで、高位破水から始まり、人工的に破水させた後はすぐに陣痛、そこから1時間半でのスピード出産でした。
ただし、生まれたには赤ちゃんには「鎖肛(さこう)」という先天性の奇形が見つかったのです。
私自身、鎖肛という病気を始めて知ることになるわけですが、
今回は
☑鎖肛とは何なのか?
☑わが子の鎖肛の状態は?
☑鎖肛が判明したときの気持ち
について書きたいと思います(^^♪
鎖肛とは?
まず、鎖肛(さこう)という病気について。
鎖肛(直腸肛門奇形)とは,この肛門が生まれつきうまく作られなかった病気で,おしりに肛門が開いていないものから,小さな穴(瘻孔)がみられるものや,肛門の位置がずれているものまでさまざまです.
引用:鎖肛(直腸肛門奇形)日本小児外科学会
鎖肛は、肛門に奇形が生じる病気。肛門がなかったり、小さな穴しか開いていなかったり、正常な肛門の位置とはずれた位置に肛門があったりするものです。
肛門がまったくない赤ちゃんの場合、出生後すぐに人工肛門をつくる手術をしなければなりません。
便の出口がないままミルクを飲み続けると、腸に穴が空いてしまったりするからです。
私も40年近く生きてきましたが、今回初めて知った病気でした。
ですが、生まれてきた赤ちゃんの数千人に1人という確率で生じる病気で、消化管の先天性異常の中では多い病気だそうです。
確率としては男子に多というのも特徴です。
そこで気になるのが鎖肛の原因ですよね!
私は妊娠糖尿病にかかっていたこともあり、それが原因だったのか…と不安になりました。
ですが、鎖肛になるかどうかは妊娠初期の初期、妊娠2カ月半頃には決まってしまうそうです。
妊娠2カ月というと、妊娠が分かるか分からないかという時期ですよね💦
ですので、妊娠糖尿病が原因ではありません。
年齢的なものもあまり関係なく、原因ははっきり分からないそうです。
赤ちゃんの鎖肛の状態について
鎖肛はいつ分かった?
赤ちゃんが鎖肛と分かったのは、生まれてすぐでした。
普通におぎゃーと産声を上げて誕生したわが子。
出生後、赤ちゃんは、タオルで血液などを拭いてきれいにしてもらい、体重を量ります。
その際に体温を計るのですが、脇ではなく肛門で体温を計るんですね!
看護師さん「あれ…?先生、ちょっと見て頂けますか?」
これは…ちょっと救急連絡しようか…
意識朦朧としながらも、聞こえてきた先生と看護師さんとのやり取り。
その後、赤ちゃんは抱っこさせてもらえたのですが、すぐさま保育器の中に入れられてしまいました。
赤ちゃんですが、お尻の穴に異常があるかもしれません。念のため小児科の先生に来てもらうので、それまで赤ちゃんはお預かりしておきますね
その後、救急車に乗って小児科の先生が到着。
診察を受けた後、検査が必要となり、赤ちゃんは県の総合病院(NICU)へと搬送されていきました( ;∀;)
その後、赤ちゃんと私は別々の病院で入院することになったのです。
翌日にはパパが県病院へ。
検査の結果、鎖肛と診断されました。
わが子の病型は中間位~高位鎖肛でした
鎖肛は直腸の終わりの部分がどこまで下りてきているかによって、3つのグループに分けられます。
・低位型
・中間位型
・高位型
の3つです。
低位ほどお尻の皮膚から直腸末端までの長さが短く、高位ほど長くなっています。
つまり、状態としては低位がもっともよく、高位がもっとも深刻ということ。
わが子の場合は、中間位~高位鎖肛でした。
そして、本来あるべき肛門の位置より1センチほど手前にずれた場所に小さな穴(瘻孔:ろうこう)がありました。
幸運なことに、この小さな穴から一応排便ができていたため、人工肛門をつける手術は行わずに済みました。
ただし、離乳食が始まり、便が硬くなってくるころには、肛門を形成する手術が必要になるだろうと。
つまり、生後半年頃には手術が必要になると言われました。
鎖肛が分かったときの気持ちは?
正直、出産直後は何がなんやらという気持ち。
鎖肛についてもよく分かっていなかったですし。
えっ!?なんで連れて行かれるの?
ほかのママは毎日赤ちゃんに授乳してるのに、なんで?
と悲しい気持ちでいっぱいでした。
毎日母乳を搾って冷凍して、パパに車で県病院まで届けてもらって…
産後3日目でやっと自分で県病院まで会いに行くことができました。
そのときに先生から詳しい話を聞かされるわけですが、それでも気持ちはグラグラ。動揺していました。
周りからみると、すごく冷静に話を聞いていたと思います。
でも、実際のところは放心状態に近かったような。
やはりショックでした。
ネットでもたくさん調べました。
悲観的にもなりました。
でも、基本楽天的な思考な私は、いつの間にか「手術したらよくなるはず!」と気持ちを切り替えることができました!
まとめ
わが子は中間位~高位鎖肛です。
診断されたときは、やはりショックでした。
でも色々な検査をして、鎖肛以外の異常が見つからなかったことで少し安心した部分もあります。
次回は、NICUでの様子や退院してからの様子について書きたいと思います。
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