妊娠14週目の妊婦「75gブドウ糖負荷試験」を受ける。結果はいかに?

妊娠糖尿病妊娠/妊娠糖尿病

こんにちは、アラフォーライターのまいせです。
当ブログにお越しくださりありがとうございます。

約1年半の妊活ののち、体外受精で無事第2子を授かったまいせですが、妊娠確定後もさまざまなトラブルに見舞われております。

妊婦健診で判明した、高すぎる血糖値。
妊娠糖尿病の疑いあり!ということに。
通っている産婦人科から総合病院の専門医師を紹介され、受診することとなったのです。

 

総合病院では、75gブドウ糖負荷試験と言う検査を受けることになるのですが、
今回はこの検査について、そして結果はどうだったのかを詳しく書いていきます!

ちなみに先に結果をお伝えすると、妊娠糖尿病でした・・・

 

スポンサーリンク

そもそも妊娠糖尿病って何?高血糖による胎児への影響とは?

妊娠をきっかけに糖尿病になる病気

 

 

そもそも妊娠糖尿病とは何なの?っていうことですよね。

妊娠糖尿病とは、妊娠中にはじめて発見された糖代謝異常です。なお、妊娠前から既に糖尿病と診断されている場合や、妊娠中に“明らかな糖尿病”と診断された場合は妊娠糖尿病には含めませんが、これらは妊娠糖尿病より重度の状態ですので、血糖をより厳密に管理する必要があります。また妊娠前に糖尿病と診断されている場合は、血糖を十分に管理し、糖尿病の合併症(網膜症や腎症)がある場合、その状態の評価を行った上で計画的に妊娠することが、健康な赤ちゃんを産むために非常に大切です。 

引用:公益社団法人 日本産婦人科学会HP ー妊娠糖尿病

つまり、もともと糖尿病と診断されている人の場合は、たとえ妊婦であっても「妊娠糖尿病」とは呼びません。

妊娠を機に、糖代謝異常が起こったものを主に妊娠糖尿病と呼びます。

そして、一番気になるのが、妊娠糖尿病によって赤ちゃんにどんな影響があるの!?ってことです!

 

お母さんが高血糖であると、おなかの中の赤ちゃんも高血糖になり、さまざまな合併症が起こり得ます。

  • お母さん
    妊娠高血圧症候群、羊水量の異常、肩甲難産、網膜症・腎症およびそれらの悪化
  • 赤ちゃん
    流産、形態異常、巨大児、心臓の肥大、低血糖、多血症、電解質異常、黄疸、胎児死亡など

引用:公益社団法人 日本産婦人科学会HP ー妊娠糖尿病

 

流産・形態異常・心臓の肥大とか・・・

もう・・・恐ろしすぎですよね( ゚Д゚)

文字を見ているだけで青ざめます。

ちなみに、すでに糖尿病と診断されている人が妊娠した場合は「糖尿病合併妊娠」という病名になります。

 

妊娠糖尿病の原因とは?

妊娠糖尿病の原因については、明確にコレ!というものがないそうです。

そもそも妊娠すると、子宮のなかには胎盤がつくられますよね?
その胎盤から出るホルモンなどが、インスリンの働きを邪魔するそう。
しかも、胎盤そのものもインスリンを壊す酵素を作っているので、妊娠中は血糖値が上がりやすいんです。

 

妊娠糖尿病になりやすい人の傾向としては

①家族に糖尿病患者がいる
②太っている
③高齢出産(35歳以上)
④大きな赤ちゃんを出産したことがある
⑤流産・早産・死産歴がある
⑥尿糖陽性

私の場合、①と③には該当します。

ただし、一人目妊娠時も35歳以上でしたが、妊娠糖尿病にはなりませんでした。

先生曰く

「胎盤の形は妊娠のたびに違うよね?だから一人目はならなくても二人目はなる人もいるし、その逆の場合もある。こればっかりは何とも言えない」

さらに「僕自身の見解では、太っている人より細くて妊娠糖尿病になる人の方が多いかも。条件としてきちんと定義できない部分がある」

とのことでした。

 

 

妊娠糖尿病を調べるために行う血糖値検査

ブドウ糖負荷試験

血糖値が高いと、母子ともに危険が及びます。
そんなリスクを回避するために行われるのが妊婦健診の血糖値検査です。

通常は初回の妊婦健診と、中期(妊娠24週~28週)に採血して血糖値を計ります。

この際は、食事時間の指定などのない「随時血糖値」という数値を計ります。
そして、随時血糖値が100g/dL以上の場合、75gブドウ糖負荷試験を実施します。

 

まいせは、妊婦健診時の随時血糖値が134g/dLだったので、75gブドウ糖負荷試験を受けることになったわけです。

75gブドウ糖負荷試験を受けた感想と結果

75gブドウ糖負荷試験とは

【75gブドウ糖負荷試験とは】
75gのブドウ糖を飲む前、飲んだ後1時間後、飲んだ2時間後それぞれ合計3回の血糖値を測定します。
それら血糖値のうち1つ以上が基準値を超えている場合、妊娠糖尿病と診断されます。そしてその基準値は

空腹時血糖値92mg/dL
負荷後1時間値180mg/dL
負荷後2時間値153mg/dL

 

検査の前日夜21時以降は水以外は口にしてはいけないと言われていました。
まいせは夜ご飯は大体18時~18時半くらいに食べるのですが、
あとでお腹が空いたらいやだと思い、21時前ぎりぎりにゼリーを食べました。

 

そして迎えた朝、病院へ向かいました。
つわりもあり、からからの空腹でとにかく気持ちが悪かったです・・・

オレンジジュースが飲みたくて仕方ありませんでした・・・

 

検査の簡単な説明を受けた後、まずは空腹時の血糖値を計りました。

その後早速75gのブドウ糖を摂取。
炭酸控えめ、甘さ強めのサイダーみたいなものを小瓶1本分一気に飲みます。

とても美味しいとは言えないけれど、空腹で気持ち悪かったので
何か飲めただけでもうれしかったですね。

 

結局、まいせの場合は、
飲む前・飲んで30分後・60分後・120分後の計4回採血しました( ゚Д゚)

まいせ
まいせ

2時間で4回も注射を刺された~!

 

結果は当日教えてくれるということでした。
最後の採血が終わった後、先生の診察の前には栄養士さんからの栄養指導も受けました。

 

普段食べている食事内容を書き出していたのですが、
栄養士さんからは
「もう少しご飯(白米)食べてもいいですよ~」とか、
「おやつも食べていいですよ~」とか
思っていたよりやさしいアドバイスを頂きました。

意外だったのが「もともとはチョコとかクッキーとか甘いものが好きなんですけど、最近しょっぱいものが食べたくておかきとか食べちゃいます」っていう話をしたら、「和菓子は血糖値が上がりやすいので食べるならチョコやクッキーの方がいいですよ!」とのこと。

 

砂糖の方がよくないようなイメージだったので意外でした!

 

75gブドウ糖負荷試験の検査結果

 

結果は・・・

空腹時 89mg/dL
30分後 168mg/dL
60分後 189mg/dL
120分後 173mg/dL

 

はい!アウト!
妊娠糖尿病でした!!

妊娠糖尿病の検査結果

折れ線がすべて青の範囲内ならOK。黄色にかかっていると妊娠糖尿病。赤の場合は糖尿病となります。

 

自分でも覚悟はしていたので、特段驚きはしませんでしたが、気になっていたのが
✔今後どういう生活を送っていくべきなのか
✔赤ちゃんへの影響はどうなのか

先生から言われたのが

・今の数値であれば先天奇形や胎児死亡などは起こらない。
・治療しない人もいるけれども、した方が安心というレベル
・産後血糖値は落ち着くと思うが、将来、(私が)糖尿病を発症する可能性はある
・早めに分かってよかった!

 

ということでした。

おそらくインスリンで治療していくことになるけど、
一度入院して数値の上がり方などを見ましょう。

そんなわけで、翌週には3日間の入院をすることになったのです。

 

まとめ

予想してはいたものの、やっぱりか~といった気持ち。

でも早めに分かってよかったということや、今の数値では大きな問題にはなりにくいということでとりあえずは安心しました。

ただし、きちんと治療をしないと、新生児の時期に低カルシウム血症や高ビリルビン血症、呼吸障害を起こす可能性もあるみたいです。

 

次回は3日間の入院生活について書きたいと思います。

では(^^♪

 

 

参考:冊子『妊娠と糖尿病』についてよく理解しましょう 発行:LifeScan Japan株式会社

 

 

 

コメント

  1. […] […]

  2. […] […]

  3. […] […]

タイトルとURLをコピーしました