こんにちは、まいせです。
私は妊娠中に血糖が高くなり、妊娠糖尿病になりました。
妊娠糖尿病患者のほとんどは、出産後には血糖が下がり、治ると聞いていたのでさほど心配していなかったんです!
しかし!!
出産後7カ月を経た現在。
未だ、治っていません!!
そこで、これまでの血糖データと今現在心がけていることをブログで綴ろうと思います。
妊娠糖尿病発覚時の様子については過去の記事もご覧ください。↓
妊娠中はインスリンで血糖コントロール・・・できていない!?
私は、2020年10月に第2子の妊娠が確定しました。
そして、妊娠13週目に受けた血液検査で、血糖値が高めとの診断を受けたのです。
その後、専門科のある病院で、75gブドウ糖負荷検査⇒3日間の管理入院を経た結果、
インスリン注射を打ちながら血糖コントロールをしていくことになりました。
私の主治医は、わりと楽観的なタイプで
「大丈夫!ほとんどの人は出産したら治るから~」
「食べたいものが食べられないのはストレスになってよくないよ」
「食べたいもの食べて、その分インスリンで調整していけばいいから」
というスタンスでした。
私も、その言葉をそのまま受け取って
食べたいもの我慢しなくていいんだ!やったー!
と、まぁ楽観的に考えていたのです。
「妊娠糖尿病」で検索すると、毎日の食事も色々と工夫されている方が多いですよね。
私も、カロリー計算などをしなくてはと思っていたのですが、意外にも食事指導はほとんどありませんでした。
その結果、私の血糖値はかなり高めで推移していくことになります。
2021年1月から出産月の6月末まで約7か月間、毎日3回食前にインスリンを注射していました。
ちなみに私が使っていたのはヒューマログ注ミリオペンというものです。
これを1回につき5単位からスタートし、最終的には25単位打っていました💦
特に、妊娠8ヵ月~9ヵ月頃が血糖値のピークでした。
食後血糖値140mg/dl以下を目標にと言われていたのですが、越えている日も多いです。
なかには、180mg/dl超えや、258mg/dlというおそろしい数値も💦
※ちなみに〇の横に小さく書いてある数値は、インスリン注射の単位です。
私の場合、朝が一番血糖値が上がりやすかったので、朝の単位数のほうが多めになっています。
もちろん朝食はもともと食べる量も少ないですし、妊娠糖尿病になってからは特に気を付けていました。
それでもかなり高い。このあたりはかなり個人差があるようですね。
それでも主治医の先生には
1日2日高い数値が続いたからって何か起こるわけではないからね。
何週間もずっと200mg/dlとか、高いままなら問題だけど
と言われていたんですね~。
でも先生、ちょっと危険じゃないですか?
気になったので、家でのごはんは玄米に変えたんです!
自分自身でもちょっと怖くなってきたので、ごはんはお茶碗半分量にして玄米にしたり、普通の食パンではなくライ麦パンなどを選ぶなど気を付け始めたのですが…
それが好きで食べてるならいいけど、我慢してストレスになるくらいならやめた方がいいよ!
インスリン打てば調整できるんだから!
というわけで、さほど食事コントロールをすることもなく、結局普通分娩で出産も終えたわけです。
出産後もHba1cが高く、糖尿病予備軍に!
出産後の血糖値については、産後3ヵ月経ってから図ることになっていました。
随時血糖(食事時間とは無関係に測定した血糖値)は産後すぐの採血で測ったはずですが、特に問題なかったと思います。
そして3ヶ月後、ブドウ糖負荷試験ではなく、HbA1cで検査しました。
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)というのは、血糖病かどうかを判断する上での重要な数値になります。
ヘモグロビンは血液中にあり、体中に酸素を送る役目を担っています。血液中のブドウ糖が多いと、それがヘモグロビンにくっついて糖化ヘモグロビンになります。その量を測って数値化したのがHbA1cというわけです。
HbA1cは糖化ヘモグロビンがどのくらいの割合で存在しているかをパーセント(%)で表したものです。
HbA1cは過去1~2ヶ月前の血糖値を反映しますので、当日の食事や運動など短期間の血糖値の影響を受けません。
引用:HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)ってなに?国立循環器病研究センター病院
結論から言いますと、私のHbA1c(NGSP)の結果は
産後6ヵ月⇒6.3%
産後7ヵ月⇒6.2%
以上!
現在分かっている数値です。
ちなみに、これがどういう数値なのかと言うと
目標 | HbA1c(NGSP) |
血糖正常化を目指す際の目標 | 6.0%未満 |
合併症予防のための目標 | 7.0%未満 |
治療強化が困難な際の目標 | 8.0%未満 |
(引用:公益社団法人日本糖尿病協会編 自己管理ノートより)
つまり、私は正常値ではなないということ。
妊娠糖尿病が治っていないんです!
40歳前後の女性としては結構高めやね・・・
えーーー治るんじゃなかったの!!?
でも「糖尿病だから今すぐ薬で治療を!」という状態でもない。
こういう状態を「糖尿病予備軍」あるいは「糖尿病の境界型」と言うそうです。
そして現在、糖質制限を始めています
次は子どもが1歳になるころに、もう一度採血をして血糖値を測る予定です。
それまで特に「これに注意しろ」「こういう生活を送れ」と言われてはいません。
相変わらず楽観的な先生です。
だがしかし!今は、先生に対して不信感しかありません。
そこで最近では自分で情報収集しながら食事での血糖コントロールを試みています。
まずは手始めに、医師が執筆した糖質制限食・ケトン食などの本を読み漁りました!
特に妊娠糖尿病の方にオススメなのが産婦人科医である宗田哲男さんの著書です!
目から鱗の新事実(私にとっては)ばかりで、愕然としました!!
その結果定めたマイルールがこちら!
✅食べる場合は昼に軽く(なるべくブランパン・雑穀米などを選ぶ)
✅イモ類・果実類・砂糖を使ったお菓子・ジュースなどは口にしない
✅低糖質スイーツ・ナッツ・ハイカカオチョコなど糖質10g以下のおやつはOKとする
✅カロリー不足にならないよう肉・魚・野菜・豆類はたくさん食べる
✅コーヒーにはMCTオイルをプラス
それを食べなければ血糖値は上がらないはず!と考えています。
筋肉はつけたいけど、体重を減らしたいわけではないのでカロリーはしっかり摂るようにしていますよ!
が、まだ始めて2~3週間ですが、2kgくらいはスルッと落ちました。
ちなみに体調はすこぶるよいです!低糖質スイーツなど甘いものも食べられてストレスなし!
まとめ
妊娠糖尿病は、多くの場合、出産すれば治ると言われています。
しかし!!私の場合は、出産後7ヵ月経った今も治っていません。
詳しくは別の機会に書きますが、日本の医療下においては、(食事だけでは管理が難しい)妊娠糖尿病にはインスリンというのが一般的のようです。さらに、それによって病院が儲かる仕組みになっているそうです!!逆に言うと、そうしないと病院経営が成り立たないということ。
こういった話は、最近になって本を読んで知りました。
妊娠糖尿病を甘く見た自分が愚かだった。
さらに、医師の言うことを鵜呑みにしすぎたなと思います。
今、妊娠糖尿病にかかっている方はぜひ自分自身でも色々調べて、納得のいく治療法、信頼できる医師を見つけてほしいと思います!
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